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*各部位の名称 |
上から見て、左右対称であることが基本体型 |
*背の形 |
「つげぐし」のような、なだらかな弧が理想形 |
*尾の形 |
三つ尾、四つ尾、桜尾はどれも正当な尾形 |
尾肩は、弓なりで「前がかり」あるが良 |
*尾付け |
尾筒と尾鰭の付き方にも良否あり |
<不正体型> |
*腰・尾筒の不正 |
*背の不正 |
*尾の重大な不正 |
*尾の不正 |
*体全体の不正(左右非対称性は不良魚) |
<優良素質> |
*鱗の並び |
肌理(きめ)が細かく、整然と並ぶものが良 |
*泳ぎの作動 |
泳ぎが軽やかでスムーズなこと=「裾さばきがいい」=「裾味がいい」「泳ぎの腰がすわっている」などと表現し、逆に泳ぎが重くブラブラと踊るものはダメです。蘭鋳の評価で体型以上に重要な評価対象です。なぜなら、蘭鋳はあくまで生き物であり、どんなに美しい体型であっても動きの悪いものはだめなのです。 |
*品位 |
魚に品位が漂うこと=>やや抽象的にすぎますが、写真や実際の品評会で数多くの入選魚をよく観察し、総合的かつ芸術的な鑑定眼を磨くしか方法はありません。たとえば、目つきが鋭く肉瘤の厚みが太いとか、裾さばきが軽やかで優雅なこととか、色柄が絵画のように美しいとか、飽くまで全体的なその魚のもつ雰囲気です。 |
*魚の太さ |
ただの肥満体では嫌われる、とよく言われますが、やはり痩せた貧弱なものよりも、ずっしりとした太みのある魚が好まれることは否定し難い事実です。とくに背幅が太く、その太みが尾筒まで続いていて、尾筒が先細りしないのが良しとされ、背幅はあっても、尾筒で先細りしているものはあまりよくありません。また尾皿も大きいものが良いです。 |
<頭の型> |
<色柄> |
*基本は赤と白 |
猩々>素赤>赤勝更紗>白勝更紗の順で赤の配色が多い |
猩々(しょうじょう) | 頭頂から尾先まで全て赤 |
素赤(すあか) | 尾鰭以外はすべて赤、尾先のみ白 |
更紗(さらさ) | 赤と白の混色 |
赤勝更紗(あかがちさらさ) | 更紗で赤が優勢 |
白勝更紗(しろがちさらさ) | 更紗で白が優勢 |